確定拠出年金

複数のバランスファンド+1、でオリジナルの配分に

節税効果があるなら確定拠出年金を検討しよう、
ただ、投資信託を購入した経験は少ないので、
あまり手間がかからないバランスファンドにしよう、

とお考えのドクターもいるのではないでしょうか?

バランスファンドは投資(積立)期間に応じた株式比率の商品を選べばよいので手間がかかりません。
一方、よくあるラインナップの商品は国内資産(株式・債券)の比率が高い(=ホームカントリーバイアス)商品が多いようです。

バランスファンドの特徴 ➡ https://401k.bsa-jp.com/142/
国内外の資産配分の考え方 ➡ https://401k.bsa-jp.com/135/

ここでは、SBI証券の企業型プランの商品ラインナップを例に、バランスファンドに一つだけ別の商品を加えることで、より自分の考え方に合った資産配分にする方法について説明します。

ステップ1 バランスファンドを選ぶ

SBI証券の企業型確定拠出年金プランの商品一覧から、パッシブ運用 ➡ バランス型、をご覧ください。
http://ad401k.sbisec.co.jp/kigyo/service/index.html

バランス型

手順はどのファンドを選んでも同じです。DCインデックスバランスの後の数字が株式比率です。年齢や投資(積立)期間とあまりにもかけ離れた株式比率の商品を選ぶことは避けた方がよいでしょう。

ここでは、SBI資産設計オープンを例に説明します。商品名をクリックすると商品詳細を見ることができます。まず見るのは資産構成比です。

株式比率 42%
国内:海外 47%:50%(その他3%)
SBI資産設計オープン

毎月5万円の積立の場合、各資産への投資配分は以下のようになります。

SBI資産設計オープン
国内株式 22% 11,000
国際株式 20% 10,000
国内債券 16% 8,000
国際債券 19% 9,500
国内リート 9% 4,500
国際リート 11% 5,500
その他 3% 1,500
100% 50,000

ステップ2 補いたいアセットクラスのファンドを選ぶ

40歳代で積立期間も20年程度ある、グローバルの資本市場により連動するようにしたい場合、積立額をバランスファンド:25,000円に減額、外国株式ファンド単体:
25,000円、にします。

SBI資産設計オープン
国内株式 5,500 11.00%
国際株式 5,000 10.00%
国内債券 4,000 8.00%
国際債券 4,750 9.50%
国内リート 2,250 4.50%
国際リート 2,750 5.50%
その他 750 1.50%
25,000 50.00%
外国株式インデックスファンド 国際株式 25,000 50.00%
50,000 100%

合計金額は同じ5万円ですが、これにより全体の資産配分は、

株式比率 42%
国内:海外 47%:50%(その他3%)

株式比率 71%
国内:海外 23.5%:75%(その他1.5%)

になります。

こうすることで、バランスファンドの部分はリバランスも運用会社にお任せで、手間をかける必要がない一方、個別ファンドを加えることで全体のバランスは自分の好みや考えを反映させることができます。